システムエンジニアとは
現在、私たちの周りには目に付くもの、目に付かないもの含め、様々なシステムが存在しています。 目に付きやすいものを挙げると「ATM」、目に付きにくいものだと、コンビニエンスストアで活用されている「販売管理システム」等があります。

どちらも私達の普段の生活に浸透しています。深夜にお金がおろせるのも、近所のコンビニエンスストアであなたのお気に入りのお菓子が在庫切れにならず売られているのもシステムのお陰と言っていいでしょう。
皆さんが普段意識せずに使っている「携帯メール」も、メールが正常に相手に届くよう見えないところでシステムが稼動しています。
私たちの生活にとってシステムは無くてはならない存在となっています。
「こんな仕組みがあったら便利」「この作業は手間がかかるので簡易化したい」等の意見を、コンピュータをツールとし、仕組みを考え、構築し、実現するのが「システム開発」、システム開発を生業としている人達を「System Engineer (SE)」と呼びます。
次に、システム開発の概要を見ていきましょう。 皆さんがイメージしやすいように、オーダーメイドによるスーツの製作工程と比較します。
オーダーメイドでスーツを作る
ヒアリング
- 来店された顧客の要求を聞き、どんなスーツが作りたいのか把握する。
- 後々ぶれの無い様、ある程度の費用、スタイル、色合い等を意識合わせする。
生地等の選定
- 顧客のイメージとずれのない生地、スタイルを決定する。
採寸・裁断
- 顧客の体型含め、サイズを測定(全身で15〜17箇所)する。
- 測定した値に基づき、生地に製図しカットする。
仮縫い・本縫い
- 裁断した生地を仮に縫い合わせる。
- 仮縫いが問題なければ、裏地、ボタン等、スーツを構成する部品を取り付ける。
試着
- 縫いあがったスーツを顧客に実際に着てもらう。
- サイズの微調整等があれば補正する。
納品
- 出来上がったスーツを顧客に渡す。
システム開発
要件定義
- 顧客の要求を聞き、システム化する範囲を決める。
- 大枠の費用と規模感を把握する。
外部設計
- システム化するのにどの様な機能が必要なのかを検討する。
- どのデータをインプットとし、どういった情報をアウトプットすべきなのか決める。
- システムとユーザの接点となる画面(ユーザーインターフェイス)等の構成を考える。
- システム内の具体的な処理手順を考える。
内部設計
- どのデータをどう処理するべきか考える。
- プログラムとプログラムの関係を決める。
- どんな試験を行えばこのプログラムの整合性をチェックできるか考える。
プログラミング
- 設計書通りに動作する様、プログラムを記述(コーディング)する。
テスト
- 作成したプログラムが正常に動作するか確認する。
- システムに求められた要求を全て満たしているか確認する。
納品・運用
- システムを顧客に収める。
- 顧客が実際の業務で、収めたシステムを活用できるよう手助けをする。
- 顧客の業務の変化に合わせて、システム改善を提案する。